スイス取材から戻りました
先日、スイス取材から戻りました。今回はスイス政府観光局のプレスツアーで、31カ国からジャーナリスト150人がスイスに集まりました。日本からは5名。そのうち2名が、東京で活躍中のニュージランド人の記者です。
面白かったのは、BRICSのジャーナリストたち。つまり頭文字から順に言うと、ブラジル、ロシア、インド、中国の記者が目立ったことです。やはり経済発展国の「今」を象徴していますね。
今回の取材では、スイスの東側を走るレーティシュ鉄道のアルブラ線に乗り、そのあとこの線路に沿って、森の中を3時間歩きました。いやあ、気持ちよかったです。

スイスからイタリアまで延びる「レーティシュ鉄道・アルブラ線・ベルニナ線と周辺の景観」は、2008年にユネスコの世界遺産(文化遺産)として登録されました。
アルブラ線の工事では、アルプスの山間部を貫く難所がたくさんあったために42のトンネルと144の橋梁が造られました。現在この線路に沿ってハイキングトレイルが整備されています。
そのあと、スイス南部のヴァレー州のマッターホルンの麓の町、ツェルマットを中心に取材をしました。マッターホルンを身近に見られるゴルナグラートは標高3100m。いやあ寒かったです。
翌日、ゴンドラを3回乗り継いで登ったクライン・マッターホルンはヨーロッパ最高地点の展望台で、標高3800m。富士山より高い。気温はマイナス6度でした。「グレッシャー・パラダイス」というレストラン兼お土産屋があり、アイスパレスも造られていました。
ここのすぐ下はイタリアとの国境地帯。モンブランをはじめヨーロッパの高峰が望めます。マッターホルンが裏側から見えますが、やはり勇姿はツェルマッとの町から眺めるのが一番美しい。
日本を出発したのは8月30日。衆院選投票の日で、もちろん期日前投票は済ませていましたが、選挙結果が気になっておりました。宿泊した谷あいの村のホテルは、ゴージャスだったのですが衛星放送が入らず、ドイツ語、フランス語、イタリア語の番組しかありません。BBC放送もCNNも見ることができませんでした。
しかし、結果を知りたくて、夜、チャンネルをかちゃかちゃしているとドイツ語のニュースがあり、鳩山さんが映りました。彼の背後には、赤いバラが付いている候補者の名前が並んでいる。テレビに近寄ってよく見ると「東京12区 青木愛」のところに赤いバラが付いているじゃあーりませんか。

続いてテレビ画面が変わり、民主党圧勝を告げる日本の新聞をアップで写した。そこには「民主圧勝 308議席」の大きな活字が躍っていました。スイスの山並みに向かって、ウイスキーで乾杯しました。あのコイズミ首相が言った「自民党をぶっこわす」。それが実現したわけです。あのコイズミ登場の時が、自民党の凋落の始まりだったんだよね。これで、少しはニッポン低国はよくなるでしょう。







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